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親から子どもへ相続の適齢期はいつ? (金, 14 6月 2024)
  親が子どもに贈る財産があれば、 それを子どもに贈るのは、 生前贈与も含めていつがいいのか? 今回は、その適齢期を考えてみます。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・親の財産を子どもに贈る親の環境 ・子どもがもらうベストな時期 ・様々な財産の移動方法 ・まとめ、お互い幸せに過ごせるように -------------------------------- 親の財産を子どもに贈る親の環境 --------------------------------- 事業継承を除いて、 親が、子どもに個人的な財産を 贈るには条件があります。 まず、当然なことですが、 子どもにとって親が有益な財産を 持っていることです。 また、子どもや孫が必要なときに、 親の財産を生前に贈与するなら、 その後も親の生活が、 生涯、成り立っていくことです。 また、子どもにとって不要な相続、 たとえば、既に子どもが、 住宅を所有しているのに、 両親が亡くなったあと、 誰も住まない「空き家」になった実家を、 子どもに押し付けないことです。 つまり、「空き家」になった実家でも、 立地がよく、建物に手を加えて、 賃貸で貸せたり、 高値で売却できればいいのですが、 子どもの家計に、重荷になる相続は、 やめた方がいいです。 ------------------------------ 子どもがもらうベストな時期 ------------------------------ 通常は、親が亡くなってから、 子どもは親の遺産を相続します。 その頃、子どもは50歳近くか 初老の域に達しており、 孫も親から独立して 生活しているかもしれません。 そのような時期でも、 いいのかもしれませんが、 子どもが住宅購入の頭金などに使える、 また、孫の大学受験や学費などに使える、 といった、親子とももっと若い年齢に、 生前贈与したほうが、 子どもにとっては、 贈られた財産を有効に使える、 適切な時期かもしれません。 ただ親にとって、その時期は、 勤め先を退職したり、 老後の年金生活が始まったりと 家計収入が少なくなる時期です。 とはいっても生前贈与した方が、 子ども家族は助かることが多いと、 矛盾が生じます。 ----------------------- 様々な財産の移動方法 ----------------------- また、相続専門の税理士などに 相談して、 相続税の節税対策を取りながら、 贈る時期を見極めることも大切です。 生前に贈与するためには、 贈与税が課税されない、 毎年110万円まで暦年贈与をする。 相続時精算課税を利用して、 生前贈与をするといった方法があります。 相続時精算課税とは、 累積2,500万円までの贈与財産には、 贈与税が課税されなく、 贈与者(親)に、 相続が発生した(亡くなった)とき、 贈与分も含めて、 相続税が課税される制度です。 さらに2024年1月1日からは、 毎年、贈与額から110万円控除できる、 「基礎控除」制度も新設されました。 累積贈与額が2,500万円を超えない範囲で、 年間110万円までは贈与税がかかりません。 なお、相続時精算課税を選択すると、 その翌年の2月1日から3月15日までに、 税務署に贈与税の申告が必要です。 また、相続時精算課税を利用して贈与した後に、 暦年贈与に戻ることはできません。 ------------------------------------- まとめ、お互い幸せに過ごせるように ------------------------------------- 子どもの家計で一番お金が必要な時期が、 相続の適齢期です。 ただ、その適齢期は、 親にとっては、年金生活が間近か、 既に始まった時期で、 親自身が自身の今後の生活に 不安を抱く時期と、 重なるかもしれません。 従って、特に親は自分たちの今後の家計を シミュレーションして数値化をすることが、 まず大切です。 そして、今、生前贈与ができるのか、 また、何年後に生前贈与ができるか、 まったく、生前に贈与することは無理か、 また、相続をするにしても、 どのくらいの資産を、 子どものだれに相続するのか、 子どもに伝えて、 また必要であれば、 遺言書を作成しておくことです。 また、親から直接、生前贈与や 相続の意向を聞いた子どもも 無駄なお金を使わないように、 計画的に家計を運営したいものです。 なお、ここまでのことをすることなく、 扶養義務者である親や祖父母から、 子や孫へ、 通常必要と認められる金額の 生活費や教育費を、必要な都度贈り、 貯蓄をすることなく、 すぐに生活費や教育費に使えば、 基本的にはその費用に課税はされません。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 円滑な相続に、 親子の対話は欠かせません! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 知識や知恵といった、 無形で無償の価値ある財産は、 時を待たずして、 いつでも贈れます!   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第596号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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非課税の給付金・保険金を受取った時の注意 (Fri, 07 Jun 2024)
医療保険や生命保険などの医療特約を 契約をしている方が、入院したときに、 その保険の約款に基づいた、 たとえば入院1日当たり1万円の 入院給付金を受取ることがあります。 この入院給付金は非課税です。 しかし、受取るときに、 また、このような保険商品に 加入することに、 注意しておくことがあります。 そこで今回は、 保険商品で、給付金や保険金を 受け取るときの 注意点をお伝えします。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・給付金・保険金とは ・主な非課税の給付金・保険金商品 ・保険加入の注意点 ・課税の対象になる給付金 ・非課税でも知っておくこと ---------------------- 給付金・保険金とは ---------------------- 給付金とは、 ある医療保険や生命保険の医療特約に、 加入していて入院したときに、 その保険の契約中は、 保険商品の約款通りに入院給付金などを、 受取ることができる保障をいいます。 この給付金は、約款に基づき 複数受取ることもできます。 また保険金とは、 死亡保険金や満期保険金といった、 その保険約款に基づき契約期間中に、 保険会社から1度だけ支払われる保障を 一般的にはいいます。 給付金や保険金の一部は、 所得税法施行令第30条などにより、 非課税と明記されています。 -------------------------------- 主な非課税の給付金・保険金商品 -------------------------------- 主な非課税の給付金や保険金は次の通りです。 ・入院給付金  ・手術給付金  (保険会社ごとに給付額が異なる) ・先進医療給付金  ・放射線治療給付金  ・がん診断給付金 (保険の契約ごとに、 内容も給付額や給付回数も異なる)   ・特定疾病(三大疾病)保険金  (保険会社ごとに、保険金の対象部位の 確認が必要) ・通院給付金 (入院をしたら給付される保険会社もある) ・障害保険金(給付金) ・高度障害保険金(給付金)  ・リビング・ニーズ特約保険金  ・介護保険金(一時金・年金) (公的な介護認定とその保険会社の  介護基準の確認が必要)  ・就業不能給付金  などです。 なお、保険会社ごとに 呼称が異なることもあります。 また、すべての保険会社が、 上記の保険商品の給付金や保険金が 支給される商品を、 扱っているとは限りません。 ------------------- 保険加入の注意点 ------------------- 保険に加入するときは、 例えば「入院給付金」では、 保険に支払う保険料で、 1日当たりの給付額が、 5,000円とか1万円とかに決まっています。 また、1回の入院は60日までで、 その後は180日を過ぎないと、 同じ病気やけがで、 再度入院しても入金給付金が支給されない、 保険商品に契約したとします。 ある人が、ある病気で入院して 45日間後に退院して、 同じ病気で退院後、 10日してから20日間再入院したとします。 再入院の1日目は、 最初の入院から55日にあたり、 この保険約款では、1入院は60日間ですので、 その後5日間の入院給付金は受取れますが、 最初の入院から60日目以降となる、 15日間の入院給付金は支給されません。 この人は同じ病気では、 最初の入院から60日経った後から数えて、 180日以降の入院なら、 給付金が支給されるのです。 従って、この保険に、 保険(契約)期間に支払う保険料の総額と、 支給されるであろう給付金の総額を計算して、 日本の国民は必ず加入して 保険料を生涯納付する健康保険の 高額療養費などの公的な制度と勘案して、 さらに民間の保険に加入することが大切です。 ------------------------- 課税の対象になる給付金 ------------------------- 給付金でも「生存給付金」や 「健康祝い金」などは、「一時所得」として、 所得税の課税対象になることもあります。 --------------------------- 非課税でも知っておくこと --------------------------- また、給付金や保険金を受け取った後、 次のことに注意が必要です。 <確定申告での医療費控除> 非課税の給付金を受取った時に、 原則、確定申告は必要はありません。 しかしほかで支払った医療などと一緒に、 医療費控除の確定申告をするときは、 その分を申告するとともに、 入院して支払ったときの医療費から 「受け取った入院給付金など」を差し引きます。 <相続税の対象に成り得る場合> 入院給付金などを受取っても、 被保険者(入院した人)が使い切ることなく 死亡したら、残った給付金は 相続財産として相続税の課税対象となり、 死亡保険金の非課税(500万円×法定相続人数) の適用はありません。 また、被保険者が請求する前に死亡したり、 未請求の給付金は預貯金などと同様に、 本来の相続財産として、 相続税の課税対象になります。 その未請求の給付金を法定相続人が、 死亡保険金と一緒に受け取っても、 死亡保険金の非課税の適用はありません。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* FP業務で、 加入している保険の保障内容を見直し、 家計支出の改善を図ることは必須です! 受取る給付金は非課税といえども、 定期的に加入している保険の見直しは、 家計の健全化に結びつきます! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 保険金や給付を受取った時は、 保険に加入していてよかった と思います! しかしそのためにいくら支払ったか? その計算が大切です!    人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第595号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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住宅を購入した時と購入後に必要な費用一覧 (Fri, 31 May 2024)
住宅を購入するとき重要なことは、 購入までに準備する資金と、 購入後に定期的に必要となる費用を、 計算して準備できるか、 その確認をしておくことです。 そこで今回は、 それらの費用を一覧にしてみました。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・住宅購入で使う予定外の費用 ・資産を持つ ・頭金 ・購入諸費用 ・購入後定期的に必要な費用 --------------------------- 住宅購入で使う予定外の費用 --------------------------- 住宅を購入したらその費用とは別に、 新居の家電品や調度品や ガレージやカーポート、 門塀や生け垣、物置といった外構などに、 数百万円単位と予算以上に お金がかかってしまった。 という話を聞きます。 なかには、たとえば外構工事で、 工事に着工してから、 せっかくだからと、 いろいろと工事を追加していったら、 資金が乏しくなり、 切りのいいところで中断した。 といった話を聞くこともあります。 これらに使う費用のなかには、 本当に必要な工事というより 新居に住む高揚感や 見栄えをよくしたいがためにと、 必要以上に、お金をかけてしまった。 ということもあるようです。 このような費用のほかに、 住宅を購入すれば、 そのために必要な費用の支出があります。 まずは、その費用を 準備しておく方が重要です。 -------------- 資産を持つ -------------- また、その費用を支出することに、 納得しておくことがあります。 それは、購入する住宅の 価格や立地によって、 その住宅を購入するための諸費用や 購入後に定期的に必要な費用も 変わってくことです。 何が変わるかといえば、 まず、毎年納付する固定資産税の税額です。 住宅を購入することは、 資産を所有することでもあります。 この意味を含めて、 必要な費用を、 順番に見ていくことにします。 ------- 頭金 ------- 頭金とは、住宅を購入するときに、 購入費のうちで「現金」で支払う、 費用のことです。 この、金額が多くなれば、 その分、購入資金を借入れる額が、 少なくなり、 借入金の返済のために組む、 住宅ローンで支払う利息額も、 少なくて済みます。 また、「頭金」は、 払わなくても、フルローンといって、 購入代金をほぼ全額を借入れて、 返済することもできます。 しかし、やはり借入金が多くなれば、 その分毎月の返済額や利息も多くなります。 現在またこれからの 収入と支出の推移を検討して、 いくら、現金で頭金を準備するか、 また、準備するために、 どのような家計運営をするのか、 まずそこを考えるのが、 住宅購入の第一歩であり、 大切なところです。 ちなみに、頭金は、 購入価格の約2割といわれています。 ----------------- 購入諸費用 ----------------- 頭金と同様に、 住宅購入の初期費用として必要なのが、 つぎのような費用です。 ほとんどが現金での準備が必要です。 また、購入の仕方によっては、 必要のないものや、 自ら止めたら返金されない契約もあり、 住宅を購入する契約をする前に、 購入業者や金融機関などに、 確認しておくことが大切です。 <申込証拠金> 物件の「購入申し込み」時に、 不動産会社に支払う費用です。 申し込みを撤回する場合は返金され、 契約に至る場合は、 手付金の一部になります。 中古物件など仲介会社が扱う物件は、 ほぼ必要です。 2万円~10万円が目安です。 <手付金> 売買契約時に売主に支払う費用です。 契約を破棄する場合は返金されないので、 慎重な契約が必要です。 売主と買主の合意によって手付金は 決まりますが、 購入代金の5%~10%程度が一般的です。 購入が決まれば、 代金の一部に充てられます。 <住宅ローンに係る費用> ローン商品によって異なります。 事務手数料やローン保証料、登録免許税、 団体信用生命保険特約料、火災保険料、 抵当権設定登記に必要な登録免許税、 印紙税、司法書士費用などです。 <不動産取得税> 住宅を所有した時に1回のみ、 徴収される都道府県民税です。 固定資産税評価額の3~4%が目安で、 新居に入居後しばらくしてから、 納付書が届きます。 <その他> その他に、購入物件が、 新築や中古、戸建て、マンションによって 違いますが、 中古住宅などで不動産仲介業者を通じて 物件を購入した場合は仲介手数料が必要です。 その中古住宅の場合、 購入した物件のその年の1月1日の所有者は、 その年度の固定資産税や都市計画税を 納付します。従って日割り計算で、 購入後の納税額を支払うことが必要です。 また、マンションに入居するときに 修繕積立基金といった名目で、 数十万円単位のまとまった資金が 必要な物件もあります。 また、新居への引越し費用は、 すべての方に必要になります。 -------------------------- 購入後定期的に必要な費用 -------------------------- 購入後に、毎年納付が必要なのが、 先ほどから出ています、 固定資産税、都市計画税です。 住宅ローンの返済が、 必要な方もあるでしょう。 また、マンションでは、 修繕積立金や管理費が、 戸建て住宅でも修繕費は必要です。 以上、最低限でも、 必要な費用を書出してみました。 購入する前と購入後の1年間では、 家計で扱う金額が、 一桁も二桁も違います。 金額に惑わされないためには、 住宅を購入するための、 用意周到な準備が必要なことは、 言うまでもないことです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 住宅購入価格によって、 初期費用と維持費の差は? 購入価格が、 生涯大切になるワケですね! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 購入物件を探すのが疲れた それは、 探す的が定まっていないから!?   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第594号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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新NISAで資産運用をしなくてもいい方 (Fri, 24 May 2024)
2024年から始まった、 新NISA専用の口座を開設する方が、 増えているという報道がされています。 現在も、同じ資金で資産形成をするなら、 未だほとんど利息の付かない、 銀行の定期預金で運用するより、 新NISAで運用した方がいいと お考えの方もいるでしょう。 このように考えた方にも一理あります。 しかし必ずしも新NISAを 運用することもない方もいます。 そこで今回は、 新NISAで資産運用をしなくてもいい方とは、 どんな方か、検証してみます。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・新NISAとは ・しなくてもいい方 (1)投資の仕方を知らない方 (2)元本保証がない投資はしたくない方 (3)余裕資金の乏しい方 (4)高齢者の方 (5)投資をする必要のない方 ・人まかせでは怖い投資 ------------------ 新NISAとは ------------------ 新NISAとは、 少額投資非課税制度と言われる、 個人投資家のための税制優遇制度のことです。 通常、株式や投資信託での資産運用では、 ・売却時の値上がりして出た収益 ・配当金や分配金 に、20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)課税されますが、 新NISA口座で運用した場合は、 非課税になる制度のことです。 また、従来のNISAと比較して、新NISAでは、 「つみたて投資枠」「成長投資枠」とで、 非課税保有限度額が 1,800万円に拡大されています。 また、非課税保有期間や口座開設期間が、 無期限化・恒久化され、 制度的には、 生涯に渡り非課税で投資ができます。 制度の詳細は、 金融庁や証券会社などのHPで 確認してください。 -------------------- しなくてもいい方 -------------------- この新NISAを利用しなくても、 従来のように運用して得た、 収益に課税はされますが、 自身が気に入っている、 個別株式や投資信託で、 運用することも可能です。 しかし、新NISAで運用したくても、 主に次のような理由で、 運用を始めた方がいいのか、 悩んでいる方がいることも、 確かです。 このような方の対応方法を考えてみます。 ------------------------------ (1)投資の仕方を知らない方 ------------------------------ 株式や投資信託とはなに? またこの金融商品で収益を得る方法、 つまり、運用の仕方を知らない方は、 まず、その知識を得るのが大切です。 仕組みを知ってから始めることです。 --------------------------------------- (2)元本保証がない投資はしたくない方 --------------------------------------- 仕組みを知っても、 銀行の預貯金以外の金融商品では、 たとえば、10万円儲かれば、 10万円損するかもしれない、 いわゆる「リスク」があります。 言い換えれば、 元本が保証されていない金融商品に、 投資をしたくないと思っている。 または、たとえ投資をしても、絶えず、 投資した商品の値動きが気にかかる方は、 新NISAに限らず、 元本保証がない金融商品に投資をして 運用することは、 向かないかもしれません。 -------------------------- (3)余裕資金の乏しい方 -------------------------- また、値動きのある金融商品に資金を 投資をして運用するので、 直近で必要になる、 たとえば、住宅ローンの頭金や、 子どもの教育などは、 この投資の資金にはできません。 従って、 銀行の定期預金にしている、 または、老後の生活資金として、 積立てている、 資金の1部などの余裕資金を、 運用する資金になります。 この余裕資金がない時期に、 投資は控えた方がいいでしょう。 ------------------- (4)高齢者の方 ------------------- 新NISAでは、 1,800万円までの資金で、 長期間の運用が可能です。 投資の基本は長期間に渡り 投資し、運用していくことです。 従って、投資をしていく環境は整った。 と言ってもいいかもしれません。 ただ、長期間運用することは、 高齢者になってからも 運用することになり、 なかには認知などの機能が 衰える方もあり、 投資の判断が鈍るなかで 運用する可能性もあります。 何歳からそのような状況になるかは、 一概には言えません。 しかし、ある程度年齢が行ってから 投資を始めるには、 子どもなど、 その投資をサポートしてくれる方や 投資する金融商品を、 後に相続する方がいなければ、 止めた方がいいでしょう。 ------------------------------ (5)投資をする必要のない方 ------------------------------ 現在、十分資産を保有している方は、 あえて今から、 投資をすることはないでしょう。 繰返しになりますが、 新NISAでの収益は非課税です。 ただし、ここで得た資金を相続すれば、 金額によっては、 相続税の課税対象になりかねません。 そこで、株価や投資信託でいうところの 基準価格の動向を注視したくない方や、 文字通り、運用したくない方は、 投資をする目的ない方は、 運用する必要のない方と言えます。 ------------------------ 人まかせでは怖い投資 ------------------------- ご自身の資金で運用するにあたり、 身近に投資経験があり、 うまく投資を運用をしていると、 話す方がみえれば、 あえて、失敗した時の話を、 教えてもらってもいいでしょう。 しかし、それはあくまで参考にするだけで、 自身で、 ・いくらまでと使える資金(リスク許容度) ・いくらまで下がったら売却する(損切る) ・何年間は運用する(長期運用) また、いくらまで値が上がったら、 躊躇せず売却するといった、 自身のポリシーを決めて、 運用を始めることが大切です。 自ら投資運用の知識を 身に付けることが大切で、 人まかせにした投資は、 後々悔いが残り、 資産の損失以上に、 悔いが残るかもしれないのです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 新NISAに限らず、 気が乗らない、また不要な投資は、 止めた方がいいでしょう!  :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: その人のアイデンティティが、 投資、運用方法を決めます!   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第593号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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続・60歳からの節約術 (Fri, 17 May 2024)
この記事は、「60歳からの節約術(改訂版第588号)」の 続編です。 第588号では、いつもにも増して、 「自分の場合はどうなる、どうしたらいいの?」 と、ご質問をいただいています。 ただ、私の不徳の致すところ、 また時間的にも、 ほとんど質問にお答えすることが、 出来ていません。 もっとも質問された方の、 性別や年齢、居住地、職業、 収入といった、 いわゆるその方の属性を知らないと、 的確な回答ができこともあります。 そこで今回は、 質問の多かった部分や また、588号とは、 別の側面からに焦点を当てて、 まずご自身でできることを 検討してまいります。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・今後の収支を客観的に書出す ・増やせる、減らせる ・足りないものは足りない ・世の中すべて止まっているものはない ---------------------------- 今後の収支を客観的に書出す ---------------------------- まず、今後の収支や予定、 ライフプランを、 エクセルや方眼紙、コピー用紙でも いいでしょう。 わかっていいる範囲内で、 誇張することなく、 ありのままに書出します。 何歳までかは、 その方の考え方次第です。 たとえばですが、 日本人の平均寿命を、 男性81歳女性87歳として、 そこに、5年とか10年を足した年齢まで、 または、男女とも100歳まで、 としても良いでしょう。 <収入> 収入は、 現在、給与所得者の方は、 出来れば手取り額の 退職までの給与の推移を、 現在把握できてる範囲内で、 ボーナスや退職金なども含めて、 書出します。 事業主の方は、 収入から経費等を引いた、 所得を年単位で書出します。 また、公的年金は日本年金機構の 「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」 の見込額受給額を写します。 それに加えて、 企業年金や個人年金保険といった、 今後、収入が見込まれるものの数値を、 客観的に拾って書き写します。 わからない数値は「0円」にしておき、 判明した時に加えます。 また、このくらいになるだろうと、 「おそらく」の上乗せは禁物です。 <支出> 支出も収入同様に、 年単位で結構ですので、 生涯、家計からの支出額を書出します。 まったく、将来の予測が立たない方は、 現在の支出額を、 生涯の支出額とします。 収入とは反対に、支出額を、 今後は、このくらいに 下げることはできるだろうと、 体験したことのない数値まで、 下げることはやめましょう。 --------------------- 増やせる、減らせる --------------------- 収入を増やすにも、 支出を減らすにも、 退職後、自宅に居ることが多くなり、 光熱費が増えた。 退職後スーツをこしらえる回数が減り 支出が減った。 というように、必ずしも家計収入は、 一定ではなく、増減していきます。 そこで、例えば60歳、65歳、70歳といった 5年ごとに、収支を想定してみる。 また、60歳から給与が年収が□□□万円から、 〇〇〇万円に減額する。 60歳前半から特別支給の老齢厚生年金を受給する。 65歳退職して退職金が支給されるし、 加給年金込みの老齢厚生年金を受給する。 69歳からは、配偶者も年金を受給して、 世帯の年金受給額が一定になる。 また年金収入にともない、 所得税や住民税、国民健康保険料や 介護保険の納付額が変わっていく。 といった、ターニングポイントごとで、 家計収支を想定してもいいでしょう。 ただし筆者は、 支出額は、ほとんど同額で、 余り減らすことないと考えています。 収入額が減り、 支出はあまり変わらない状態の 家計の節約術を考えることが、 大切だと考えます。 ------------------------- 足りないものは足りない ------------------------- 現在の生活を維持したくても、 そのための支出額が足りなければ、 そもそも本当に足りないのか、 単なる浪費によって足りないかは、 試算してみないと、 わかりませんが……。 思い通りの生活をするには、 足りない分を、 収入を増やして補うか、 無駄な支出を減らすしか 方法はありません。 足りないものは足りないと、 足りないことを客観的に認めて、 将来、家計が成り立たなくなることを避ける、 その対策を打っておくことです。 -------------------------------------- 世の中すべて止まっているものはない -------------------------------------- インフレ傾向であれ、 デフレ傾向であれ、 世の中は止まることはありません。 常に、動いています。 そこで、その流れに流されることなく、 一度、立ち止まって、 自身の足元を顧みることも大切です。 その年齢を、筆者は60歳と考えます。 なぜなら、客観的にまた色を付けることなく、 自分の人生を、 振り返ることができる年齢だと 考えるからです。 従って、この歳までの家計の収支には、 これまでの節約術の結果です。 今後さらに家計支出を締めるなら、 それが、60歳からの節約術になります。 今までの経験から、 その方法は簡単に見つけることができます。 なぜなら、作成したライフプランに基づき、 生涯家計が破たんしないように、 支出を調整するだけの節約術だからです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 老後の生活資金、 心配なら やはり、早期の対策を!  :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 60歳は、まだ若いです! しかし、年金を受給する年齢が、 近づいてくることは、 確実に、歳を取っている!? 人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第592号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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保険をお得な買い物にするために (Fri, 10 May 2024)
家計の支出を削減する方法のひとつに、 加入中の保険を見直す手法は、 未だにあります。 言い換えれば、 加入中の保険のなかには、 必要以上の保障に保険料を支払っている こともある。 また、保険料の負担は家計の支出に 影響を及ぼしかねない。 とも言えます。 そこで今回は、 〇〇生命とか、□□共済といった 民間の生命保険や医療保険を対象に、 お得な保険と言えるのは どんな保険商品なのか、 検証してみます。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・民間の保険は社会保険制度補完の役目 ・家計支出の削減に結びつく理由 ・いくら支払いいくら戻るか ・お得な保険商品とは ------------------------------------ 民間の保険は社会保険制度補完の役目 ------------------------------------ 日本の公的な社会保険制度のなかには、 年金保険制度や健康保険制度などがあります。 年金保険制度では、 65歳以降に老齢年金が受給できるほかに、 遺族年金の制度もあります。 また、障がいの状態になった時に、 障害年金を受給できる制度もあります。 また、健康保険制度では、 前年の所得により変わりますが、 入院した時に、高額療養費制度により、 医療費の負担を一定の金額までに、 抑えることができます。 これらの公的な社会保険制度で、 不足する分を補完するために、 民間の生命保険や医療保険に加入する と考えれば、 補完するために加入する保険は、 保障内容も限られ、 その分支払う保険料もお得な保険、 つまり、お得な買い物と言えます。 ------------------------------ 家計支出の削減に結びつく理由 ------------------------------ 民間の保険に、 必要以上の保障を求め、 必要以上に保険料を支払うのではなく、 必要な保障分だけ加入すれば、 家計支出の削減に結びつきます。 しかし、ここで問題になるのが、 加入する保険の内容を知らないがまま、 保険募集人などの勧める通りに 保険に加入していること。 また、加入した保険を、 家族の成長とともに見直すことなく、 不要になった保障分の保険料も、 支払い続けていることです。 このような保険に加入していると、 家計を見直すときに、 保険商品が対象になる理由でもあります。 ------------------------------ いくら支払いいくら戻るか ------------------------------ (1)入院した時に給付金が、入院1日目から 最大60日まで10,000円支給 (2)毎月の保険料は3,500円として、 60歳で支払い終了して保障は終身 (3)一度給付を受けると、その後180日間は 給付は受けれない といった、医療保険を例に、 現在35歳の男性が、この保険に加入すると、 保険料の支払い総額は、 3,500円×(65歳-35歳)×12ヵ月=126万円 126万円となります。 入院した時の給付額は、 加入してすぐに60日間入院すると、 10,000円×60日間=60万円 その後180日後に、 約半年後にまた60日入院すれば、 60万円支給されて、ほぼ元が取れます。 また次に入院できるまでの期間は、 60日+180日+60日+180日=480日 480日、約1年4ヵ月です。 65歳までこのサイクルで、 約22回入退院を繰り返せば、 支払った保険料の元は取れます。 さらに、65歳以降は、 保険料の支払いはなく、 規定通りに入院給付金は支給されます。 確かに、給付金を受け取った時は、 「この保険に加入していてよかった!」 と思うことでしょう。 しかし、この医療保険に加入しておいて、 本当に良かったと思える価値があるかは、 家庭ごとにちがうでしょう。 なお、上記の3点と保険商品ごとの 「約款」で保障の内容を理解して、 その医療保険に加入するか決めるのは、 保険に加入する時の鉄則です。 -------------------- お得な保険商品とは -------------------- つまり、お得な保険とは、 ・その方に適した保障内容で、 保険料が安価 ・保険料に見合う保障のある ・保障の内容が明確 といった、保険商品のことです。 保険料の支払い総額は、 時には数百万円単位になります。 安易に加入するのではなく、 じっくり時間をかけて吟味することで、 自身にとってのお得な保険商品は、 見つかります *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 民間の保険商品は、 公的な社会保障を補完する必要のある方が、 加入します! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 民間の保険商品は、 お守り代わりと言われています! 根拠はないけど、 説得力があるのはなぜ!?    人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第591号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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お金がないっていくらないの? (Fri, 03 May 2024)
難しい話しは抜きにして、 いつも、お金がないと言っている方がいます。   ・住宅を購入する頭金がない ・老後の生活資金がない ・旅行に行く旅費がない   ないなら、具体的にいくらないのでしょう?   また、ない、ないと、口癖のように 言ってみえる方もみえます。   いくらお金に寄ってきてほしいのか?   はっきり言わないと、 お金も寄ってきづらいでしょう?   ここは、資産形成の原点ともいえます!   Photo by photo ac  
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FPに相談するときの注意 (Fri, 26 Apr 2024)
筆者はFP事務所を20年以上営んでいます。 この間、FPファイナンシャルプランナーの 認知度は向上してまいりました。 その結果もあり、 さまざまな内容の相談を受けています。 多くの方が抱えている問題を解決する 一助になることは、 大変喜ばしいことです。 しかし、相談の中には、 次のようなFPに過剰な期待をかけて、 相談の申込みをされる方もあります。 そこで今回は、 筆者のFP業務から、 FPに相談するとき、 ここは知っておいていただきたいことを お話しいたします。 なお、今回の記事に登場する人物、 また内容はカスタマイズしており、 特定の人物は存在しません。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・FPは相談者を知る ・相談者の考えと同じとは限らない ・実情を話してくれることを迫る ・描いた生活を実現する手助けをする -------------------- FPは相談者を知る -------------------- 相談者の相談や問題を解決するためには、 相談内容の詳細や相談者の考え方を 知らないと、 問題を解決するための提案は出来ません。 たとえば、「今後新NISAに毎月5万円ずつ、 投資して運用しても大丈夫?」と、 相談を受けた場合に、FPは少なくとも ・今後とはいつまで、何歳までの予定 ・毎月5万円と金額を決めた根拠 ・株式や投資信託といった、 元本が保証されていない金融商品の運用経験 有無とその内容 といった相談者の問題を解決するために、 直接的に、また間接的に、 相談者を知る質問をすることがあります。 また、家族構成など、 相談者にとっては関係ない と、思われるかもしれない内容の 質問もします。 それは、相談者の年齢や 既にほかにも資産を所有していれば、 相談者本人の家族構成により、 特に、単身の場合は、 相続の問題も同時に解決するためです。 ------------------------------- 相談者の考えと同じとは限らない ------------------------------- また、筆者は相談者に寄り添いますが、 必ずしも、 相談者の考え方と同じ、 また、行動を支援するとは限りません。 たとえば、 住宅を購入する契約をするとき、 その契約のまじか1週間くらい前に、 ・借入金の返済は大丈夫なのか? ・その住宅を購入して大丈夫なのか? といった、今までは大丈夫だと 思っていたことが 急に心配になり、相談する方もいます。 なかには、 「大丈夫だ!」と言ってほしい方もいます。 しかし、FPは少なくとも、 借入金額と借主の収入、返済期間、 家計支出額といった、 いわば相談者の属性から、 その住宅を購入してもいいのか、 時には、即断することもあります。 その判断は、必ずしも、 相談者の後押しをするものでないこともあり、 その理由は、A4の用紙1枚に記載してでも 説明できます。 ---------------------------- 実情を話してくれることを迫る ---------------------------- また、上項にも関連しますが、 相談者のなかには、 自身の計画を進めるために、 FPに相談することはしても、 FPからの指摘を恐れて、 FPの問いかけに答えることなく、 自身の計画の正当性を認めるように、 迫る相談者もいます。 また、相談者の家計などで、 明らかに実情と異なる内容の話をされて、 その状況での問題の解決を迫る、 相談者もいます。 余りにも顕著な相談者には、 実情を話してくれることを迫ります。 また、この計画を進めた時の将来の懸念や 改善点を話すこともあります。 相談者はそのような時、 すぐにではなくても、後には、 筆者の意図を理解してもらっています。 ------------------------------------ 描いた生活を実現する手助けをする ------------------------------------ 筆者は、相談者の描いた生活が実現できるように、 全身全霊サポートすることに心がけています。 しかし、FPに相談する内容は、 ほとんどがお金に関わる重要な問題です。 相談者が、自身のお金の話をすることに、 勇気のいる方もいるでしょう。 最初は固かったお顔でも、 相談後はにこやかになり、 相談してよかったと言われます。 なかには、終始硬い顔のままで、 問題を解決しようとする方がみえます。 FPに相談する時の注意することは、 相談を他言することはありません。 従って、肩の力を抜いて、 ありのままを、FPに話すことです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* FPは怖くはありません! 怖いのは、 到底、実現できない計画を FPに見破られないように工作して、 後に、ご自身が困ることです! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: FPの直感はなぜか鋭いです!   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第590号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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「お金がないという人」を4つのタイプに分ける (Fri, 19 Apr 2024)
「お金がない」という人がいます。 その人にとってお金がないとは、 どんな状態なのか? 今回は、4つのタイプに分けて、 検証しました。 お伝えする内容は次のとおりです。 (1)無一文の人 (2)お金がなくなることを危惧している人 (3)目標に向かってお金を貯めている人 (4)そのほかの人 (5)まとめ ----------------- (1)無一文の人 ----------------- 最初のタイプは無一文の人です。 手持ちのお金も貯蓄もなく、 当面収入の入る見込みもない人です。 なぜそのようになったのかは、 その人ごとに、 さまざまな理由があります。 しかし、収入を得ることができなければ、 生きていくことすらままなりません。 そこで、病気やケガ、高齢といった理由で、 働いて収入を得ることが困難であれば、 近くの社会福祉協議会などで相談して、 収入が得られるまで、 生活保護を受ける相談をしてみても 良いでしょう。 また、働くことができるなら、 ハローワークなどで、 勤め先を探すこともできるでしょう。 ---------------------------------------- (2)お金がなくなることを危惧している人 ---------------------------------------- 実際にお金がなくなり困ったことはなくても、 万が一、お金がなくなれば、 ・生活ができなくなる ・欲しいものが買えなくなる ・旅行に行けなくなる といった、 漠然とした、または固有の目的が達成できなくなる 不安を打ち消すために口癖のように、 「お金がない」と言っている人もいます。 目的を達せするためなら、 その目的が達成できればは不安は解消して、 その後は、お金はないと言わなくなります。 しかし、漠然とした不安の場合は、 その不安を取り除くために、 ライフプランニングをしてみて、 何歳になると、 いくらお金が足りなくなるのか、 現状の生活をしていけば、 お金がなくなることはない。 といった分析をして、 そのための善後策を考え実行することです。 ただ病的ではなく、 単に自身に節約を促すために、 口に出しているのであれば、 それはそれで、家計のためには いいのかもしれません。 ---------------------------------------- (3)目標に向かってお金を貯めている人 ---------------------------------------- たとえば、 ・住宅購入のための頭金を貯めている ・子どもの教育資金を貯めている といった、将来の目標を達成するために、 貯蓄をしていると、 今使えるお金は限られてきます。 お金はないのではなく、 実際に使えるが限られている。 従って、今使える「お金はない」 といったタイプです。 このタイプのなかには、 日頃、使えるお金が限られるため、 家計支出の節約にも慣れて、 目的が達成できてたあとも、 節約した支出が定着すれば、 理想的なタイプかも知れません。 -------------------- (4)そのほかの人 -------------------- その他にも「お金がない」と、 言っている人には、 様々なタイプの人がいます。 たとえば、親が、 つねに「お金がない」と言っている 家庭で育てば、 その子どもも、 「お金のある」感覚を持つことなく つねに「お金がない」という感覚で、 育つことも考えられます。 その子どもが家庭を持ったら、 その子どもに、「家にはお金がないのだ」 と思わせながら成長するかもしれません。 その家庭ごとの家計で、 「お金がある」、「お金がない」の定義を しておいてもいいかもしれません。 ------------- (5)まとめ ------------- このように検証してみると、 お金がないと思ったら、 その原因を探り、必要であれば、 善後策を考えて実行することです。 ただ、一般的には、 お金がないと思って生活したほうが、 家計の節約につながりやすい様です。、 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 「お金がない」のひと言には、 その人ごとの人生、 さまざまな意味が含まれています! :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 「お金持ち」とは? 「お金がない」より もっと複雑!?   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第589号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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60歳からの節約術 (Fri, 12 Apr 2024)
60歳以降の収入は、 ・引続き企業に勤めて給与が上がっていく人 ・引続き勤めるけど給与は下がる人 ・個人事業主として収入を得ていく人 ・退職金で1次的に収入が増える人 ・65歳から公的年金を受給する人 ・企業年金を受給する人 ・個人年金保険が支給される人 といったような、 これまでに築き上げた人生により、 収入の額や収入源が変わったり、 複数になったりとします。 しかし、これまでより年収が、 下がることが見込まれる、 家計収支においても、 人生のターニングポイントといえます。 そこで今回は、 このような時期に行うべき、 60歳以降の節約術について考えてみます。 お伝えする内容は次のとおりです。 ・現在と今後の収入を考える ・現在の支出額の確認 ・ライフプランニングをする ・老後の生活のための節約術 ・気持ちは常におおらかに --------------------------- 現在と今後の収入を考える --------------------------- 冒頭の話の続きになりますが、 節約するにも、 まずは、今現在と将来に、 給与や年金 または保険の満期保険金といった収入を、 確認また推測することが大切です。 --------------------- 現在の支出額の確認 --------------------- 収入より把握しづらいのが、 生涯の家計の支出です。 まず、現在の年間の1ヵ月あたりの 支出額を確認します。 また、今後必要となる、 たとえば自宅の修繕費などを、 把握して予算化しておきます。 すると、年金が主な収入となる 老後の生活で、 毎月、いくら支出できるか、 また、いくらで 生活をしなくてはならないのか、 確認ができます。 ------------------------- ライフプランニングをする ------------------------- また、現役中の夫婦の財布は、 別々でもよかったかもしれませんが、 老後生活では、一般的に夫婦の財布は ひとつにしないと成り立ちません。 例えば現在の夫の給与は○○万円。 今後は、60歳からの給与は○○万円で、 退職金○○万円の予定。 65歳からの年金受給額は○○万円。 貯蓄は現在○○〇万円。 といった収入と貯蓄を、 妻も同様に確認します。、 そして夫婦で把握して、 今後は、いつどのような収入があるのか、 また支出があるか、 ライフプランニングをして、 一覧表を作成しておくことです。 --------------------------- 老後の生活のための節約術 --------------------------- 老後の生活に入り、 現役のままの支出額では、 通常、収入より支出が上回ります。 その分は、 貯蓄や資産形成をしておいた資金から、 取崩します。 その取り崩し額を減少させるためには、 現役の時代から、 年金収入に見合うくらいまで 支出額を減らしておきます。 そのためには、 節約をすることが欠かせません。 節約の方法は、端的に言えば、 現在の支出額を減らすことです。 ・加入している保険の無駄な保障を解約する ・自家用車を2台から1台にする ・外食の回数を減らす といった、一般的な方法に加えて、 たとえば、食料品を買うときも、 単価の高いものを徐々に減らして、 老後の収入で補える商品を買うようにする。 また、なじみの店から、 同じ品物が安価に買える店に変えてみる。 自家用車も買い替えるとき、 見た目よりも維持費の安価な車種にする。 新車ではなく中古車を購入しては いけない理由がなければ、 中古車を購入してもいいでしょう。 親の代からの習慣で、 年3回剪定してもらっている、 庭や塀の庭木の剪定を、 現在1回10万円で依頼しているのを、 自分は、年に1回でいいと思うのなら、 一度はしてみることです。 つまり、机上で考えるだけではなく、 節約する根拠ある行動をすることです。 ------------------------- 気持ちは常におおらかに ------------------------- このような話を筆者のところに、 老後の生活の相談にみえる方に話して、 スムーズに、 老後の家計の準備ができる家庭もあれば、 なかなか難しい家庭もあります。 難しい原因のひとつは、 その方の気持ちの持ち方です。 たとえば、 上記の庭木の剪定の回数を減らすにも、 自身でどうだこうだと考えることなく、 率直に、自身の考えを庭師に話して、 庭師が、年に複数回の剪定が必要なら、 その理由を教えてもらうのです。 その理由が、庭木の生育のためでなく どう考えても、 庭師の収入のみが理由なら、 ・剪定の回数を減らしてもらう ・年1回の剪定をしてくれる業者を探す ・地区のシルバー人材センターに尋ねてみる ・その庭師が年1回の剪定で済むように  庭の規模を縮小する また、このような話をすること自体に、 世間体を気にするようでは、 その方の節約は難しいでしょう。 まず、そのような考えをすることで、 日頃の無駄遣いの習慣を直していくことです。 なぜなら、 自分たちのお金をどのように使おうが、 それは自分たちで決めればいいことです。 また、いわゆる「ケチ」になったと 言われるのを気にするなら、 それこそが「無駄」です。 誰もあなたのことに、 常に気には留めていない関心はないからです。 従って、おおらかな節約家に 慣れればいいのです。 それができるのは、60年の人生を 歩んできたからです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* ◆    今週のポイント *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:* 「60歳からの節約術」 これまでに歩んだ人生があるから可能な 節約術です!  :*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ◆ 編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 節約の大敵は我なり!?   人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第588号) Photo by photo ac 「人生の添乗員」「人生の行程表」は牧野寿和の登録商標です
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